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「管理体制の不備深く反省」 中国人逃亡で関空会社社長が謝罪

2008.1.23 21:31

 関西国際空港で中国行きの日本航空機のボーディングブリッジ(搭乗橋)から中国人男性(28)が駐機場に下りて制限区域に侵入、空港外に逃げた事件で、関西国際空港会社の村山敦社長は23日、「テロ対策などで警備強化を進めている中、このような事件が起き、管理体制の不備を深く反省している。申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 村山社長は、日航の警備体制の不備も指摘したうえで、空港内のチェックゲートも男性が通過していたことについて「『最後のとりで』で、きっちりと警備すべきところを警備していなかった」と述べ、「通行管理体制の徹底を図り、再発防止に会社を挙げて取り組んでいく」とした。

 一方、日航側も事件後、搭乗橋に監視要員を配置するなど再発防止策を実施している。

 関空から中国・大連行きの日本航空便に搭乗する予定だった中国人男性は今月14日、ボーディングブリッジの職員用階段から無断で駐機場に下りて一般人の立ち入りが禁止された制限区域に侵入、さらに空港警備をすり抜けて空港外に出ていた。地上にいた警備員は男性を関係者と思い込んだうえ、男性は空港内のチェックゲートも通過して対岸に渡っていた。

 男性はその後、関西空港署に出頭。出国手続き後に国内にいたため、同署は出入国管理法違反(不法上陸)の疑いで男性を逮捕したが、処分保留で釈放され、17日に日航便で帰国した。

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