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日帰りゴルフを追起訴 守屋前次官、偽証罪も (1/2ページ)

2008.1.22 16:13
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守屋武昌被告守屋武昌被告

 防衛装備品調達をめぐる汚職事件で、東京地検特捜部は22日、計108回(約497万円相当)の日帰りゴルフ接待を受けた収賄罪と、国会の証人喚問でうその証言をした議院証言法違反(偽証)の罪で、前防衛事務次官、守屋武昌被告(63)を追起訴した。また、防衛専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸被告(69)を、贈賄罪で追起訴した。

 収賄容疑で逮捕し、処分保留で釈放した守屋被告の妻(56)については、「関与が従属的」として起訴猶予処分とした。

 守屋被告は、ゴルフ旅行の接待(代金約389万円)と現金約363万円の送金を受けたとして、すでに収賄罪で2回起訴されており、今回の起訴でわいろの総額は約1250万円となった。ゴルフ接待などをめぐる守屋被告の汚職事件捜査は、これで終結した。

 起訴状によると、守屋被告は防衛装備品調達で便宜を図る見返りと知りながら、次官就任後の平成15年9月から19年4月までに、埼玉県や千葉県などで計108回、宮崎被告から日帰りのゴルフ接待を受けた。

 また、昨年10月の衆院テロ防止特別委員会の証人喚問で、ゴルフのプレー代を支払ったことがないのに「毎回1万円ずつ払った」と偽証。11月の参院外交防衛委員会の証人喚問では、宮崎被告側が約1万2000ドル(約145万円)を負担した二女の留学費用について「すべて私の金でやっている」と偽証した。

    ◇

 前防衛事務次官と防衛商社幹部との高額ゴルフ接待が発覚して3カ月。東京地検特捜部は、両者の癒着の“原点”といえる日帰りゴルフ接待を収賄罪で立件し、一連の捜査は一つの区切りを迎えた。守屋被告はいずれも単純収賄罪で起訴されていることから、宮崎元伸被告から個別の装備品についての明示的な要望は認定できなかったとみられる。だが、逆に言えば、両者の関係は明示的な要望が必要なく、「あうんの呼吸」で意思疎通を図るほど、癒着していたといえる。

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