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あの船場吉兆の女将が会見「身を挺して頑張る」
このニュースのトピックス:食の偽装
偽装表示問題で民事再生法の適用を申請した船場吉兆(大阪市中央区)の女将の湯木佐知子社長(70)が21日、22日からの本店営業再開を前に記者会見した。「二度と同じ失敗を繰り返さないよう身を挺して頑張りたい」と改めて謝罪。入居するビルから撤退を求められていた心斎橋店と天神店(福岡市)の閉店を正式に発表した。佐知子社長は先月10日の会見で長男の喜久郎前取締役に小声でアドバイスしたことについて、「恥ずかしい」と話した。
また、佐知子社長は21日に大阪地裁から民事再生手続き開始決定を受けたことを明らかにした。地裁は債権の届け出期間を3月25日までとし、今年8月までに再生計画案を提出するよう同社側に通知した。
本店で午後6時から開かれた会見には、佐知子社長のほか、新たに取締役に就任した山中啓司料理長(47)、従業員らが出席。佐知子社長は冒頭、「お客さまに大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。従業員一丸となって再出発させていただきたい」と深々と頭を下げた。
女将の社長昇格に対し、「同族経営が刷新されない」と批判もあるが、佐知子社長は「事業の継続性を考えると、私が就任して最善を尽くすのが一番であると思った」と強調。大阪府警が捜査を続けている牛肉の偽装表示に関しては、改めて関与を否定した。
佐知子社長をめぐっては、先月10日に行われた前回の会見で、返答に詰まった喜久郎前取締役の隣で「頭が真っ白になっていた」などと小声でアドバイスするシーンが話題になった。その点について質問が及ぶと、湯木社長は「会見は初めてで、精巧なマイクで一語一語、聞き取れるということを全然、存じませんでした。恥ずかしい結果となり、反省している」とうつむきながら話した。







