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「ネットなら半額…」未承認のペット薬密売の2人、逮捕 (2/3ページ)
このニュースのトピックス:癒やし・ペット
「フィラリア予防薬は一般的なもので1カ月分が1000〜1500円程度だが、ネットでは半額ぐらいで販売されている。飼い主が関心を持つのも仕方ないかもしれない」。日本小動物獣医師会の幹部の一人はこう話す。
この幹部によると、フィラリア予防薬のネット販売が目立つようになったのは5〜6年前から。個人が欧米など海外から輸入し、市場より安い価格で販売して「小遣い稼ぎ」をするケースが後を絶たないという。
フィラリア予防薬などの動物用医薬品を販売するには、人間の薬と同様に医薬品販売業の許可を受けることが薬事法で義務づけられている。またフィラリア予防薬は獣医師の診断がなければ処方できない指定薬のため、動物病院などでしか購入できない。
しかし、近年はこうした規制を無視した不正な販売が横行。昨年9月には、フィラリア予防薬をネットオークションで販売していた獣医師が薬事法違反で大阪府警に逮捕された。ほかにイヌのブリーダーや医薬品卸会社社員などが摘発された例もあるが、「氷山の一角にすぎない」(同会)という。
フィラリア予防薬は、すでにフィラリアに感染したイヌに投与すると副作用などが生じる。兵庫県獣医師協会の山田寿和獣医師(54)は「投与前には血液検査を受けることが必要。インターネットで違法販売されている薬は安いが、愛犬のことをよく考えて絶対に購入しないでほしい」と話している。