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原稿閲覧以前の段階から情報漏えいか NHK記者らのインサイダー取引疑惑
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NHKの報道局記者らによるインサイダー取引疑惑で、証券取引等監視委員会の調査を受けた3人のうち1人が、外食産業の業務提携に関するニュース原稿が局内で広く閲覧可能となった時刻よりも早い時間帯から複数回にわたり回転ずしチェーン株の買い注文を出していたことが18日、関係者の話で分かった。
この職員はインサイダー疑惑を認めている。監視委は、原稿が閲覧可能となる以前にも何らかの情報漏れがあった可能性もあるとみてNHKの内部態勢について確認を進める。
また、3人のうち2人は勤務時間中にもかかわらず勤務先から自宅へ戻り、買い注文を出していたことも判明。残る1人も勤務中に携帯電話のサイトを通じて買い注文を出していた。
勤務中に職場を離れるなどして総額約170万−500万円にも及ぶ株取引をしており、社会人としてモラルを欠いているとの批判も呼びそうだ。
NHKによると、3人は報道局テレビニュース部制作記者(33)=平成8年入局、岐阜 放送局記者(30)=15年入局、水戸放送局ディレクター(40)=4年入局=で、それぞれ1−5年の株取引の経験があり、いずれも本人名義の取引口座を使用していた。
NHKは昨年3月8日午後3時のニュースで、外食産業の資本提携を特ダネとして放送。ニュースは午後2時38分には内部の端末で広く閲覧可能となっていた。3人はこのニュース原稿を読み、当事者の回転ずしチェーン「カッパ・クリエイト」の株を株購入した疑いが持たれており、「ばかなことをした」「魔が差した」などと話しているという。