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HDにウィニー、ネット拡散の危険も イージス情報流出の2曹
このニュースのトピックス:イージス艦衝突事故
イージス艦中枢情報の資料が流出した事件で、神奈川県警がことし1月に海上自衛隊の2曹(33)の自宅から押収した外付けハードディスク(HD)に、流出資料のほかにファイル交換ソフト「ウィニー」の導入用ソフトも入っていたことが27日、分かった。
艦の頭脳に当たる「戦闘指揮所(CIC)」の見取り図が含まれていたことも判明。海自は外部流出はなかったとするが、防衛秘密がインターネット上で拡散、誰でも閲覧できる状態になる危険性があったとみられ、事件の深刻さをあらためて見せつけた形だ。
横浜地検は28日にも、資料の流出源として逮捕された海自3佐の松内純隆容疑者(34)を日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法違反罪で起訴。調査を進めている海自は、2曹を含む隊員数10人を処分する方針。
捜査関係者によると、資料はイージス艦のレーダーや、敵ミサイルや航空機を追尾・迎撃する武器制御システムの能力を示す数値など特別防衛秘密(特防秘)を含み、防御能力の限界に関する記述もあった。
特防秘には当たらないものの、ミサイルや機関砲による射撃を指揮する戦闘指揮所の詳細な見取り図もあった。
海自では昨年2月、自衛艦のコールサインなど大量の秘密情報がウイルス感染した隊員の私物パソコンからウィニーを介してネット上に流出した問題が発覚。
防衛省は、私物パソコンに保存された業務用データやファイル交換ソフトをすべて削除するよう求めたが、2曹は従わず、隊内の訓練資料や教材など内部資料も数多く保存したままにしていた。