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「夫婦げんかの仲裁求められた」 夫切断事件公判で母親証言
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東京都渋谷区の外資系金融会社員、三橋祐輔さん=当時(30)=を殺害し、遺体を切断して捨てたとして、殺人罪などに問われた妻の歌織被告(33)の公判が25日、東京地裁(河本雅也裁判長)で開かれた。祐輔さんの母親が証人出廷し、「結婚半年後ごろから(祐輔さんに)夫婦げんかの仲裁を頼まれた」などと証言した。
この日公判は歌織被告が犯行に至るまでの経緯を立証するのが目的で、検察側請求の証人5人を尋問する。母親の尋問はプライバシー保護のため、法廷と傍聴席の間に仕切り板を設置して行われた。
母親は「結婚して半年後ぐらいから、夫婦げんかの仲裁を求め、(祐輔さんから)『歌織はヒステリー。どうしたらいいかな』などとする相談の電話があった」と述べた。さらに、平成17年8月に歌織被告が祐輔さんに暴力をふるわれた後、「何もいらないから祐輔と別れたいと言っていた」と証言した。
午後からは歌織被告が結婚前から交際していた男性や、犯行直前に祐輔さんの交友関係などを相談したとされる知人らの証人尋問が予定されている。
検察側は、歌織被告が金銭的な面で離婚話を有利に進めようとしたが、思うように進まないことにいらだち、祐輔さんへの憎しみを募らせたと主張。
これに対し、弁護側は「検察側の主張は作られた虚構。歌織被告は、祐輔さんからの長期間のDV(配偶者間暴力)で心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症していた」と反論している。
