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14年前の殺人とDNA一致 女性下着を投棄の男、再逮捕へ (3/3ページ)
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【科学捜査、事件動かす】
約14年前にホテルでOLを殺害したとして大阪府警が会社員、押谷和夫被告(48)を再逮捕する決め手となったのは、押谷被告と事件現場に残された体液とのDNA型の一致だ。科学捜査の代表格であるDNA鑑定で未解決事件の容疑者が特定されるケースが増えている。
警察庁は平成16年12月から、犯罪現場で犯人が残したと思われる資料のDNA型の記録を登録し、検索できるシステムを開始。容疑者の型情報も17年9月にデータベース化した。
警察庁のまとめによると、容疑者のDNA型と犯罪現場に残された毛髪などの型が一致し、余罪解明や容疑者特定につながったケースは、17年9月からの1年間で610件。昨年9月からの1年間では1132件に上った。
東京都足立区の路上で2年11月、男性が刃物で刺されたうえ車でひかれて死亡した事件で、警視庁は17年、冷凍保存していたナイフの血痕を事件当時より精度の高い方法でDNA鑑定。型が一致したとして男を殺人容疑で逮捕した。
12年に横浜市などで起きた連続女性暴行事件でも、神奈川県警が事件当時に採取し、冷凍保存していた体液でDNA鑑定し、男を特定、19年5月に逮捕した。
■DNA鑑定 体細胞のデオキシリボ核酸(DNA)の塩基配列や繰り返しのパターンが個人によって異なることを利用し、同じ配列の出現頻度から個人を識別する。日本の警察は平成4年から犯罪捜査で本格的な運用を始めた。警察庁は現在、犯罪現場に残された血痕などの型情報や容疑者の型情報をデータベース化している。

