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“優しい孫”に注意 高齢者を狙った詐欺 横行 (1/2ページ)
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「孫に会ったような気持ちでいたのに…。ばかみたい」。今夏、浄水器の会費名目で390万円を支払った京都府の無職の女性(79)が嘆いた。話し相手となり、身の回りの世話から贈り物までも。若い訪問販売員に優しくされた高齢者が気を許し、詐欺の被害に遭うケースが絶えない。
▽話し相手に
女性は、築30年以上の木造アパートで夫と2人で暮らす。「こんな難しい操作の浄水器はあきまへん」。今年春ごろ、ネクタイを締めた若い男が訪れ「下取り」として持参した浄水器と交換。 その後も数回訪れ、空気清浄器や布団などを持ってきたが「代金は請求されず、世間話をするだけ。話し相手が来てくれたと思った」。言葉遣いは丁寧。シャンプーやリンスの中元も届いた。
8月下旬になり、もう1人の男を連れて来た。「浄水器があかんようになっている。洗浄したらいいと言ったのに」
聞いた覚えはないが「修理に金がかかる。会員になれば今後はただになる」と言われ、つい390万円を手渡した。
▽買い物にも
さらに9月中旬、浄水器のフィルター交換費として250万円を請求され、銀行で引き出そうとした。ところが行員が不審に思い、警察に通報。警官が女性に案内させて自宅に入ると、2人は夫とともに寝そべり、テレビを見ていた。