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【衝撃事件の核心】「岩手住職親子殺害」返り傷の血痕DNAから浮上「明るいオバさん」…何を「侮辱」されたのか (2/5ページ)
このニュースのトピックス:衝撃事件の核心
■やはり返り傷…容疑者は「女だ!」
「奥さんのDNAを採りたいので、協力してもらえませんか」
捜査が膠着(こうちゃく)状態に陥ったようにみえた10月半ば。遠応寺近くの男性宅を、捜査員が訪ねた。
綿棒のようなもので口の中の細胞を採取してほしい、という。
同様の要請は寺周辺に住む複数の女性にもあった。
捜査本部は現場となった寺内部をくまなく調べた。その中でキーになったのは「血痕」である。
室内から採取した血痕の中に、被害者のもの以外の血液はないか−。
一口に「刺殺」というが、成人男性を刺し殺すという行為は、予想するほど簡単なものではない。ましてや今回は被害者は2人だ。被害者が身を守るために容疑者と争う状態になることはまま見られ、容疑者が凶器の刃物で自らも「返り傷」を負うことが少なくない。つまり、現場には「容疑者の血」も残されている場合もあるのだ。
ここに目をつけた捜査本部が現場の血痕をくまなく鑑定したところ、やはり、一部に鈴木さん、ウメ子さんとは別人の血液が含まれていることが判明した。
しかもそのDNA鑑定の結果、被害者以外の血は「女のもの」であることが確認されたのである。
容疑者は女−。
捜査は大きく進展した。
■「容疑者はケガをしている」…千葉容疑者が浮上、任意同行
現場の状況などから、怨恨(えんこん)や「流し」の強盗ではなく、やはり顔見知りによる犯行ではないか。
女である可能性の高い容疑者は、負傷しているはず−。これが捜査本部の見立てだった。
千葉容疑者が、当時のDNA採取対象に含まれていたかは定かではない。だが事件当時、「体の一部にケガをしていた女」というヒントから、徐々に捜査網が狭まっていったことは間違いないようだ。







