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【衝撃事件の核心】「岩手住職親子殺害」返り傷の血痕DNAから浮上「明るいオバさん」…何を「侮辱」されたのか (1/5ページ)
このニュースのトピックス:衝撃事件の核心
59歳と81歳の住職親子2人を刺し殺したのは、45歳の主婦だった−。国宝の金色堂などで知られる奥州藤原氏ゆかりの名刹(めいさつ)、中尊寺から北東へ約15キロ。90軒足らずの檀家(だんか)を抱える「遠応(えんのう)寺」(岩手県一関市)で今年6月、住職の鈴木秀良(ひでなが)さん=当時(59)=と母、ウメ子さん=同(81)=が殺害された。半年後の12月5日、強盗殺人容疑で逮捕されたのは、隣の集落で夫やその両親、2人の子供と暮らすラーメン店店員の千葉正子(しょうこ)容疑者(45)。「明るく前向きで面倒見のいいオバさん」を凶行に駆り立てたのは、「カネ」と「尊厳」だったというのだが…。
■凄惨な殺害現場、家具荒らされ、電話線も切られ…
6月14日。鈴木さんは隣の奥州市で行われる法要に出席する予定だったが、姿を現さなかったため心配した僧侶2人が様子を見に行った。
2人が遠応寺に到着したのは午前8時すぎ。鍵のかかっていない玄関の戸を開け、土間から居間に通じる引き戸を左に半分引いた。
僧侶らの目に飛び込んできたのは、あおむけに倒れ、ドス黒い血のかたまりを腹の上にためた鈴木さんの変わり果てた姿だった。
そばには、10〜15センチ程度の牛刀の刃先のようなものが落ちていた。
白地にグレーの縞(しま)が入った割烹(かっぽう)着を着たウメ子さんは、居間から続く台所近くの柱の陰に隠れるように、横向きに倒れていた。
新聞受けには12日付からの朝刊が入ったまま。電話の回線は切断されていた。
居間の家具などを物色した形跡があったことなどから、岩手県警は強盗殺人容疑で千厩(せんまや)署に捜査本部を設置し、関係者らの聴取に乗り出した。







