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海自3佐を取り調べ イージス艦情報流出

2007.12.13 09:49
このニュースのトピックスイージス艦衝突事故

 イージス艦中枢情報の資料が流出した事件で、神奈川県警と海上自衛隊警務隊は13日、日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法違反容疑で、作成元の海自プログラム業務隊(神奈川県横須賀市)から資料を持ち出した3等海佐(34)の逮捕状を請求、取り調べを始めた。同日中に逮捕する方針。

 調べでは、3佐は平成13−15年に業務隊(現・開発隊群)に所属。イージス艦で防空システムを扱う幹部隊員の教育用に作成された「特別防衛秘密」を含む資料を持ち出し、海自第1術科学校(広島県江田島市)の砲術科教官だった別の3佐(43)に渡した疑いが持たれている。

 資料は教官の3佐から同僚教官の1等海尉(49)に渡り、学生だった隊員や、その後乗艦した護衛艦の部下らがコピー。海曹士クラスの隊員らの間で拡散したとみられ、このうち2等海曹が自宅に隠し持っていた。

 捜査では外部への漏えいは確認されなかったが、県警などはずさんな情報管理を重大視。教官だった3佐や1尉ら幹部と、学生だった海曹士クラスも秘密保護法違反容疑で書類送検する。

 資料は1月、2曹の中国人妻に対する入管難民法違反容疑での家宅捜索で見つかった。県警などは隊員数百人から事情聴取、第1術科学校や護衛艦、隊員の自宅を計4回家宅捜索するなど捜査を進めていた。

    

 ◇

■イージス艦情報流出事件 平成19年1月、神奈川県警が入管難民法違反容疑で海上自衛隊の2等海曹の妻(中国籍)を逮捕、自宅の家宅捜索でイージス艦中枢情報の資料を記録したハードディスクが見つかった。資料は高性能レーダーと大型コンピューターを組み合わせ、敵のミサイルや航空機など10以上の目標を同時に撃ち落とす米海軍開発の「イージスシステム」に関するデータなどを含み、県警は秘匿度が高い「特別防衛秘密」に当たるとして海自警務隊と共同で捜査した。

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