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30年間暴力で父が自宅明け渡しに勝訴していた! 和歌山3人刺殺事件
このニュースのトピックス:凶悪事件
和歌山市の無職、坂口喜雄さん(82)ら3人が自宅で刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された長男の実容疑者(52)が、家庭内暴力を理由に自宅の離れを明け渡すよう坂口さんから提訴され、敗訴していたことが分かった。
実容疑者は和歌山西署の調べに「父親を最初に殺した」と供述していることも判明。暴力は約30年前から続いたといい、同署は坂口さんとの確執が犯行の動機とみて調べている。
司法解剖の結果、坂口さんら3人の死因は胸や腹を刺されたことによる失血死だった。
和歌山地裁の判決によると、実容疑者は昭和54年、大学を卒業し坂口さん方に戻ったが、暴力をふるうようになった。離れに住まわせたが、坂口さんを殴ってけがをさせたこともあり、坂口さんが平成13年、退去を求め提訴。和歌山家裁に推定相続人の廃除を申し立てた。
いずれも家庭内暴力などを認め、実容疑者は相続権を剥奪(はくだつ)され、退去を命じる判決が確定している。
調べでは、実容疑者は3日午前6時ごろ、坂口さんと長女、高田美和子さん(49)、美和子さんの長男、翔君(12)を刺し身包丁で刺殺した疑い。実容疑者は「父親を恨んでいた」と供述。3人のうち坂口さんの刺し傷が最も多かった。