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「漫画の力で犯人逮捕を」 マンガ学部生刺殺で冊子作製
このニュースのトピックス:凶悪事件
京都市左京区で今年1月、京都精華大マンガ学部1年の千葉大作さん=当時(20)、仙台市出身=が刺殺された事件で、同学部の教員らが犯人の男の情報提供を呼び掛ける漫画冊子を1000部作製した。12月中旬から、JR京都駅や利用客の多い叡山電鉄出町柳駅などで配布する。
冊子作りに携わった男性教員(46)は「千葉君とわたしたちは、漫画を通じて出会った。漫画の力で犯人逮捕につながれば、千葉君も喜んでくれるのではないか」と事件解決への効果を願っている。
「千葉大作くん殺害犯人の逮捕にご協力ください」とのタイトルで、全20ページ。遺族から提供を受けた写真3枚も掲載した。前半は、これまでに明らかになっている事件の概要や、犯人が上半身を揺すりながら「アホ、ボケ」とののしる様子など特徴的な言動を漫画で分かりやすく説明。
後半では、千葉さんの友人や先輩への取材に基づいた人柄を紹介。母子家庭の千葉さんが夕刊配達をしながら浪人生活を乗り切ったエピソードや、漫画家を目指して熱心に作品作りに取り組んでいた姿を描いた。
最後は「皆さんのまわりに犯人は潜んでいるかもしれない…。犯人を見つけるのはあなたなのです」と結んでいる。
事件は1月15日夜、左京区にある大学近くの路上で発生。自転車の通行をめぐって犯人とトラブルになったとみられ、千葉さんは胸などを刃物で刺されて死亡した。
犯人は、身長約175センチで中肉かやや細身。20代で、耳が隠れるほどの髪を真ん中で分け、上下とも黒っぽい服装だったという。


