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香川の死体遺棄、1カ月前には犯行決意か (1/2ページ)
香川県坂出市でパート従業員、三浦啓子さん(58)と孫2人の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された三浦さんの妹の夫、川崎政則容疑者(61)が犯行の約1カ月前に、勤務先のパン製造会社に退職を申し出ていたことが29日、わかった。15日夜から犯行日の16日朝にかけては夜間勤務の公休だったことも判明。坂出署捜査本部は、川崎容疑者が1カ月前には三浦さんの殺害を決意していたとみて、犯行に至る詳しい経緯を調べている。
調べや関係者によると、川崎容疑者は約7年前に坂出市内のパン製造会社に妻の雅子さん=今年4月に死亡=とともに契約社員として働き始めた。工場は24時間操業の2交代制で、川崎容疑者はおおむね午後9〜10時から午前5〜6時の夜間勤務に従事していた。上司によると、勤務態度はまじめで欠勤もなかった。
ところが今年10月中旬ごろ、川崎容疑者は突然退職を申し出。上司が理由を聞いたが、「一身上の都合」と答えるのみで、明確には説明しなかった。このため、上司は11月20日朝までの勤務を最後に退職してもらうことにしたという。
同社では月に計6〜8日の公休日があり、毎月10日ごろに、20日から1カ月間の勤務シフトを決定。川崎容疑者は15日夜から犯行日の16日朝は公休で、10月10日ごろにはすでに決まっていた。
また、川崎容疑者の逮捕後、同社が上司や同僚らから聞き取り調査した結果、川崎容疑者から会社を辞める理由や転職先などを聞いた社員はいなかったという。
川崎容疑者は当時、雅子さんが三浦さんのためにつくった借金を背負って返済に窮していた。そのため、新たな仕事を見つける前に仕事を辞めるのは極めて不自然で、捜査本部は、雅子さんの死後、次第に恨みを募らせた川崎容疑者が、三浦さん襲撃をかなり早い時期に計画したとみて調べている。

