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山田洋行、水増しは「マークアップ」 不正、業界の慣行か
このニュースのトピックス:守屋前防衛次官問題
山田洋行による水増し請求はメーカーの見積書や請求書を偽造、変造する方法で行われ、社内で「マークアップ」と呼ばれていた。この不正について「業界の慣行になっている可能性がある」と指摘する声も出ている。
関係者によると、山田洋行の水増しの手口として、印刷業者に頼んでメーカーの住所や連絡先が入った用紙をそろえ、社員がサインをまねて書くケースもあった。取引に関連する社内の書類は営業部門だけでなく、管理部門も決裁していた。
また、海外メーカーと山田洋行を仲介する米国子会社「ヤマダインターナショナルコーポレーション」などの現地法人に水増し代金をいったん送金してプールし、必要に応じて戻させていた。
関係者は「防衛省がメーカーに直接問い合わせない限り発覚しない。不正の背景には輸入手数料の低さがある」と話す。
防衛省に山田洋行との契約について調査を求めていた民主党の大久保勉参院議員は「水増し請求は業界の慣行になっている可能性もあり、他の商社の取引も調べる必要がある」と指摘した。