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多重債務者“食い物” 返金マニュアル高額販売 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:不祥事
消費者金融から利息の過払い金を取り戻せるとして、「法務相談センター」を名乗る大阪府内の業者が多重債務者に電話勧誘で返還請求マニュアルと関連ソフトを約5万円で販売したにもかかわらず、クーリングオフについて記載した書面を交付していないことが20日、分かった。交付を義務付けた特定商取引法に違反する疑いがある上、専門家は「高額な値段で多重債務者を食い物にしている」と批判。被害が広がる可能性もあり、消費生活センターなどで注意を呼びかけている。
複数の購入者によると、マニュアルはA4サイズで約20ページ。消費者金融への取引履歴の開示請求、返還請求、返還訴訟などの方法や、請求書や訴状の見本が記されている。過払い金の計算ソフトが入ったCD−ROMと説明書もついており、宅配便で届けられた。電話勧誘による書籍などの販売について、同法はクーリングオフを記載した書面の交付を義務付けているが、書面は交付されなかった。
法務相談センターは多重債務者に電話で「マニュアルがあるから、それに従えば過払い金が返ってきますよ」と誘った上で、「弁護士に手続きを頼むと20万円かかる」などと、5万円の“安さ”を印象づけるセールストークを展開。興味を示した相手には返済済みを含む借金の一覧表をファクスさせ、「これなら5万円以上返ってくる」などと勧誘する。

