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関企懇18億円の契約 メンバーが知事の政治団体に献金も

2007.11.20 21:45
このニュースのトピックス政治資金

 大阪府の太田房江知事が、中小企業経営者らの任意団体「関西企業経営懇談会」との会合で講師謝礼を受け取っていた問題で、30人の会員が経営する企業などのうち府の公共工事への入札参加資格がある11社の工事や業務委託などの契約金額が、過去5年で総額約18億円だったことが20日、分かった。件数は191件にのぼり、随意契約の件数が8割近くを占めた。また会員の4人が、知事の政治団体に30万円を寄付していたことも判明、「業者との癒着」として批判を受けそうだ。

 契約の内訳は、随意契約が148件で約3億5000万円。一般競争入札は13件で総額は約2億4900万円。指名競争入札は30件で、約12億4000万円だった。

 中には、1社で知事決済が必要な5億円を超える契約を2件締結していたケースがあり、1件が高槻市のポンプの設備工事で指名競争入札の約6億円、もう1件は約5億6000万円の四條畷市のポンプ設備工事で4年間の随意契約だった。

 太田知事は会員企業に契約が200件近くあったことについて「調査結果が出るまで全容を知らなかった」と釈明。知事決裁が必要な2件について「会員の企業かどうかは認識していなかった」と述べた。また年間の府の契約総数は15〜20万件に上ることから「特別な取りはからいはなく不正はない」とした。

 今回府が調査対象とした契約は、物品購入や業務委託、建設工事、設計、測量など。現在の会員うち公共工事への参加資格がある11社について、府が懇談会が設立された平成15年度から19年度までを調査公表。当初10社としていたが訂正し、企業名は明かさなかった。

 また会員が30万円を寄付していたのは太田知事の政治団体「21世紀大阪がんばろう会」で、15、16年度。政治資金規正法では政治団体への企業献金は禁止されているため、個人としての献金とみられるが、多額の講師謝礼と同様「事実上の企業献金」と受け取られかねない。

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