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【衝撃事件の核心】同じ24歳「仲悪く、確執の歴史」長野の義妹殺しの動機 (2/3ページ)
犯行後の咲容疑者は、血がついた服を脱いで家の中にあった自分の服に着替え、もともとカギがかかっていなかった玄関に施錠した。1階にある裏手の窓から逃走したとみられている。
近所のある女性は「事件当日の夜、現場近くで咲容疑者を見たが、冷静な感じで、違和感を持った」と証言している。
■同居…トラブル頻発
咲容疑者は昨夏ごろから夫らとともに、絵里子さんと母が暮らしていた2階建て住宅で同居を始めた。
さらに今年4月には、絵里子さんが臨時職員、咲容疑者がパートとして、同じ職場で一緒に働くことになった。
こうした環境で、2人は確執を深めていったようだ。
接見した弁護士に対して咲容疑者は、絵里子さんについて「(咲容疑者の)幼い子供が『うるさい』と手を上げられた」「財布がなくなったり、車に傷がついていたとき、犯人と疑われた」などと話しており、「週1回ペースでトラブルがあった」と話しているという。
捜査本部関係者は「殺害の動機につながるトラブルがあったのは間違いないだろうが、咲容疑者が一方的に語る内容にはまだ検証が必要だ」と、咲容疑者が述べる具体的な動機の裏付けを進めている。
■母親が「職場を離して」と相談
6月には絵里子さんの母親が2人の関係を心配し、「2人を同じ場所で働かせないでほしい」と勤務先に相談までしていたことが判明した。
このためか、咲容疑者は障害者の地域活動支援センターに異動し、絵里子さんから離れた。
さらに今年7月、咲容疑者は夫や子供と一緒に、近所に引っ越した。
咲容疑者は間もなく、絵里子さん方の表札から自分1人の名前だけが消されているのを見てショックを受けたといい、義母に頼んで自分の名前を「回復」するよう頼んだという。
引越しした理由について、咲容疑者は、「絵里子さんから『離婚していなくなるか、死んでいなくなるかどっちかにしろ。お前のせいで家族はバラバラだ。一番大切なものを奪ってやる』と言われたことだ」と、捜査本部の調べや関係者に語っている、という。
こうしたやりとりが絵里子さんとの間で本当にあったのか、捜査本部は慎重に調べを続けている。
■犯行の半月前に凶器「金づち」購入、マイカーに保管していた
職場と住居を移したものの、2人の緊張関係は緩まなかった。
関係者は「咲容疑者は別居後も、絵里子さんに対するプレッシャーを感じていた。狭い町なのでどうしても出くわしてしまうから」と説明する。
近所の男性も「地域行事には、親族みんなで参加するのが当たり前。五味さんのところも、バレーなどに姉妹で参加しているのをよく見た」と話す。



