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大和ハウス系列ホテルが利益水増し
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大手住宅メーカーの大和ハウス工業は9日、ホテル運営子会社「大和リゾート」(大阪市北区)が、系列ホテルの社員利用券を偽造したうえで一般客が使ったかのように装い、利益を水増しした会計処理を行っていたと発表した。平成13〜18年度に計18万6000枚が不正利用され、大和ハウスからリゾート社への補助計15億7800万円が利益計上されたとみられるという。
大和ハウスによると、リゾート社は大和ハウスの社員が低価格で宿泊できる利用券と同様の券を偽造し、系列ホテルに配布。系列ホテルは一般客が利用券を使ったように伝票を処理し、大和ハウスに補助を請求、同社の観光事業の利益として計上し、水増しを図っていたという。
昨年、リゾート社内の会計監査で水増しの事実が判明したが、リゾート社の会長、社長らが12月に辞任し、関係者らの減俸、降格などの処分をしただけ。水増しした利益は福利厚生費用として相殺されたため、「会計上も影響が少ない」として公表していなかった。
リゾート社は、「ダイワロイヤルホテルズ」などの名称で全国約80カ所の系列ホテルやゴルフ場などを運営。大和ハウスグループの観光事業売上高は18年度で602億円にのぼる。大和ハウスの村上健治社長は「親会社として(偽造を)知らなかった」と述べた。