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手口巧妙化、海外宝くじ勧誘 高齢者を狙い撃ち (2/3ページ)
国民生活センターによると、平成14年度から今年7月までの間、全国の消費生活センターに寄せられた海外宝くじについての相談件数は3万8304件に上る。そのうち支払ってしまったことが確認できたのは1534件。被害額は16年度以降、平均70万円前後を推移してきたが、今年度は一気に約130万円まで上昇した。相談者は70歳以上の高齢者が47%に上り、ここ5年間で3倍になった。
センター担当者は「契約を結びやすい高齢者のリストが出回っていると思われます。ターゲットに大量のDMを送りつけ、少額の小切手や模造アクセサリーをたまに送って『今度は当たるんじゃないか』と期待感を継続させるなど、手口が巧妙化しています」と話す。
最近は宝くじだけでなく、簡単なパズルや設問に答えるコンテストを実施していると称して、その参加費用として手数料を求める手口も増えているという。
こうした背景に加え、「独り暮らしのお年寄りが、周囲に気付かれないまま長期間にわたり振り込みを続けるケースも目立つ」ことも被害高額化の要因といえそうだ。なかには1000万円以上をつぎ込んで財産を使い果たしてしまった人もいるという。

