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ミートホープ偽装 トップダウンで指示系統
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北海道苫小牧市の食肉加工販売会社「ミートホープ」による食肉偽装事件で、同社には具体的な偽装方法がトップダウンで従業員まで伝わる明確な指示系統があったことが25日、北海道警捜査本部の調べで分かった。
捜査本部は、元社長の田中稔容疑者(69)=不正競争防止法違反容疑で逮捕=主導による会社ぐるみの不正を裏付けるシステムとみている。
捜査本部は同日午後、田中容疑者ら4人と、法人としてのミート社を同法違反容疑で送検した。
調べでは、田中容疑者が3男で専務の恵人容疑者(34)に、牛肉と別のどの肉を混ぜるかや配分比率など具体的な偽装方法を指示。これを受けた恵人容疑者が豚や鶏など必要な原料を調達する一方、逮捕された元工場長2人に手法を伝えると、この指示が順次現場まで下ろされていた。
捜査本部は当初、同社にいた従業員約70人の大部分が偽装行為の共謀者とみていたが、事情聴取の結果、上層部の指示に従っただけで、加担の度合いは低いと判断、立件を見送った。
同社元従業員の1人は「偽装はすべて社長の指示だった。ワンマンで従業員に自由は全くなかった」と証言している。