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赤福を無期限営業禁止 新たな偽装発覚で三重県 (1/2ページ)
伊勢土産で知られる「赤福餅(もち)」の製造日偽装問題で、赤福(本社・三重県伊勢市)が店頭で売れ残った商品を回収し、餡と餅を分離するなどして再利用していたことが18日、農水省の調べで分かった。老舗菓子店の売れ残り再利用という不祥事は、経営陣の責任問題に発展する可能性もあり、消費者の食への大きな不信を招きそうだ。
製造日表示のJAS(日本農林規格)法違反に加え、消費期限に関する食品衛生法違反の疑いが強まり、同省は19日午前、同社本社と名古屋、大阪の3工場に各保健所と合同で立ち入り検査することを決めた。三重県は18日、食品衛生法に基づく検査に入り、19日付で異例ともいえる無期限の営業禁止処分を行う。
農水省によると、赤福は前回の立ち入り検査の際、「売れ残りは回収して焼却している」と説明していたが、農水省の再質問に対し、18日夜、文書で回答し、回収品の再利用などを認めた。
浜田典保社長は同夜、記者会見し、「消費者、関係者のみなさんに申し訳ない」と謝罪し、深く頭を下げた。偽装が発覚した12日には「出荷した商品は冷解凍していない」と何度も繰り返したが、この日は「説明に事実と相違があった」とうなだれ、「総点検して新たな事実が判明次第、報告する」と声を絞り出すのがやっとだった。

