MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

ニュース:事件 犯罪・疑惑事故・災害裁判写真RSS feed

胸に響かぬ謝罪の言葉 姫路・ホームレス殺害事件判決から

2007.10.17 13:16
このニュースのトピックス少年犯罪

 実刑を言い渡されると、元高校3年の少年(19)は、小さな声で「はい」と答え、軽くうなずいた。17日、神戸地裁姫路支部であった兵庫県姫路市のホームレス火炎瓶殺人事件の判決。未必の殺意を認定されると、唇をかみ、落ち着かない様子で何度も首を回した。

 公判では「僕には、償うことしかできない」と贖罪(しょくざい)の意思を伝えていた。しかし、殺意は一貫して否認。謝罪は関係者の胸に響かなかった。

 「ただ橋の下でにこにこ笑いながら生きていた人。言葉の反省なんて何の役にも立たない」。亡くなった雨堤誠さんから息子がキャッチボールをしてもらったという自営業男性(62)は今も憤る。

 姫路市のホームレスは民間支援団体の推定で約150人。姫路市教育委員会のある課長は「小中学生には『なぜホームレスになったのか。なぜホームレスから抜け出せないのか』を学んでもらっている」と説明する。

 現場近くに住む中学3年の女子生徒(15)は「ホームレスは臭いだけ。ロケット花火だったら投げたことある」と笑いながら話した。「面白いから」とも。

 炊き出し支援をしているカトリック姫路教会の神父は「結局、人とかかわりを持ち、自らの未熟さに気付いてもらうしかない」と話す。

関連トピックス

PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2007 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。