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3年で600万箱 赤福が製造日偽装

2007.10.12 11:37

 もち菓子の老舗「赤福」(本社・三重県伊勢市)が、伊勢土産として親しまれている「赤福餅」を冷凍保存し、製造年月日を偽って販売していたとして農林水産省は12日、日本農林規格(JAS)法に基づき、同社に原因解明と再発防止を指示する行政指導を行った。

 農水省によると、同社は出荷しなかった商品や配送後に残った商品を工場で冷凍。必要に応じて加熱・解凍を行い、再包装した日を製造日として消費期限もずらしていた。同社はこの手法を「まき直し」と称し、昭和48年から34年間、常態化して行っていた。

 製造日は最大で約1週間延ばしていたとみられ、農水省の調査では、平成16年9月からの3年間に、総出荷量の約18%にあたる約605万箱を出荷。また、原材料も重量順に「砂糖、小豆、もち米」と表示すべきところを「小豆、もち米、砂糖」の順に偽って表示していた。

 農水省によると、地元保健所に「消費期限をつけ替えて売っている」との情報があり、9月19日から合同で立ち入り検査していた。

 浜田典保社長は12日、記者会見し「大変ご迷惑、ご心配をおかけし、深くおわび申し上げます」と謝罪した。赤福は今年創業300年となる老舗和菓子店。もちをあんでくるんだ「赤福餅」は修学旅行生らの伊勢土産として人気が高い。

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