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2代目グレート草津が引退試合 父に捧げた有終の一戦
このニュースのトピックス:ラグビー
6月に食道がんのため66歳で他界した元プロレスラー、グレート草津の次男で、同じリングネームを引き継ぎ、K−1などの格闘技で活躍した草津賢治さん(32)が21日、東京都内で引退試合を行った。父の闘病を支えていたためリングに立つのは4年ぶり。対戦相手となった正道会館の先輩、中迫強と武蔵から金星は挙げられなかったが、全盛期を彷彿(ほうふつ)とさせる動きを見せ、「胸を張って次の人生を歩む。悔いはない」と力強く語った。
「どこへ行っても『グレート草津のジュニア』としてみられた」。有名だった父に反発し、中学時代は暴走族に入り、けんかに明け暮れた。
高校時代に始めたラグビーで活躍し、日本大学にスポーツ推薦で入学したが、けんかで左腕を骨折。「もっと強くなりたい」と空手道場に通い始めたのがきっかけで、格闘技の道を選ぶことに。父は猛反対したが最後は折れた。「頭のダメージには気をつけろよ」。口数が少ない父の元レスラーらしいアドバイスだった。
平成12年に2代目「グレート草津」としてK−1デビュー。その後、父が脳出血で倒れるまでの約5年間の戦績は、6勝9敗1分と負け越しだった。以後、静岡県の実家で父を介護する日が続き、格闘技から遠ざかっていった。
「引退」の2文字がちらつく中、「おやじの名前でリングに出た以上、最後に(闘病中の)おやじにいい試合を見せるのが筋」と、1年前に試合で引退を飾ることを決め、トレーニングを再開。しかし、その父は6月に他界してしまった。
「おやじが生んでくれたから素晴らしい今日という日を迎えられた」。草津さんは試合後、父へ感謝の言葉を贈った。



