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“異端児”事実上の追放 石井プロ転向容認の全柔連 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:柔道
柔道界からプロ格闘家への転身は、小川直也氏や吉田秀彦氏をはじめ先例が多い。いずれも選手としては峠を越した時期の転向であり、石井慧のような日本柔道界を背負う選手がプロに“流出”するとなれば極めて異例のケース。柔道界にとっては大きな損失となる。
だが、全日本柔道連盟には慰留する気配がない。5日に石井と会談した吉村和郎強化委員長は「お前の人生だ。好きなようにすればいい」と、プロ転向を容認したといい、上村春樹専務理事も6日、「本人が『行きたい』といえば、引き止めはしない」と吉村氏の態度を追認した。
五輪後、石井は「(金メダルを)川に捨てることも考えた」と発言したり、金メダルを親交のある小川氏が開く道場に寄贈するなど、一連の言動が、全柔連側には五輪を軽視するものとして受け取られ、反発を招いたとみられる。
全柔連は競技者規定で選手のプロ活動を禁じている。その一方で競技者登録規定では特例として、プロ格闘家としての登録か契約が終了してから3年が経過すれば、再び選手登録することも認めている。例えば一時的にプロ活動を行った石井が3年後に柔道家として復帰すれば、ロンドン五輪への挑戦は理屈の上では可能。だが、吉村氏は「4年間鍛えてきた選手の方がかわいいし、こちらとしては使えない」と厳しい。




