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【一筆多論】津田俊樹 高野連は現場主義を貫け (1/3ページ)
このニュースのトピックス:強盗事件
強盗、暴力、万引、いじめ…と物騒な言葉が並ぶ。警察の捜査資料を見ているわけではない。日本高校野球連盟(高野連)の審議委員会に報告される不祥事の内容である。
9月には、3回の全国制覇をはじめ甲子園通算勝利歴代2位の56勝を誇る智弁和歌山高の高嶋仁監督が部員を練習試合中にベンチ内でけった件が含まれていた。同監督は責任をとって退任しているが、近く日本学生野球協会審査室の正式処分が下される。
大阪の強豪・PL学園高の藤原弘介監督も練習時間に出てこない部員に対し、暴力をふるったとして解任された。
この報告がなされたあと、甲子園常連校の東北高で2年生部員が同学年の部員を暴行した事実が明らかになり、秋季宮城県大会の出場を辞退した。
被害者の関係者から「事実関係が違う。30人以上の部員による集団リンチだった」との訴えがあり、いまだに真相は明らかになっていない。
一方で、今夏の準優勝校、常葉菊川高の監督に森下知幸氏が復帰した。同氏は昨春の選抜大会を制覇したが、女性記者に対する不適切な発言が発覚して、今年5月、学校側から謹慎処分を受けていた。
指導者は一定の期間、現場から退き、処分が解ければ戻ることができる。しかし、問題を起こした部員は退部となり、甲子園への夢を断たれるケースがほとんどだ。