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【妹バラバラ 再び被告人質問(5)】「立証趣旨は?」検察の説明に懐疑的な裁判長(14:30〜14:40) (1/2ページ)

2008.4.21 16:18
姿勢を正し、証拠の採否に関するやり取りを聞く勇貴被告(イラスト・成冨淳二) 姿勢を正し、証拠の採否に関するやり取りを聞く勇貴被告(イラスト・成冨淳二) 

 《検察側が証拠として提出した書類の1つひとつについて、秋葉康弘裁判長はその立証趣旨を確認している》

 《検察側が「勇貴被告は犯行時、責任能力があった」と主張しているのに対し、精神鑑定を実施した鑑定人は前回の公判で「殺害時の勇貴被告の精神状態は責任能力が限定される心神耗弱、その後の損壊時は責任能力を問えない心神喪失だった」とした。最大の争点となるだけに、裁判長は強い関心は示している。これに対し、検察官は機械的に早口でまくし立てる。秋葉裁判長はいぶかしげな表情を終始浮かべたまま、それを聞いている》

 検察官「以上のことから、(警察に逮捕された)1月4日当日は十分な記憶を持っていたことが明らかです」

 裁判長「乙10号証については?」

 検察官「全部が全部ではありませんが、内容に沿った供述があります」

 裁判長「今、乙6号証〜10号証までの内容は、この家に住む勇貴被告であれば分かる内容ではないですか? 当然、記憶としてなくても述べられることでは? 事件以前から記憶していることと、事件後に認識したことで供述できる内容しかないということですね?」

 検察官「必ずしもそうではないのですけど…」

 裁判長「具体的な指摘がないのですが?」

 検察官「では、具体的に述べます」

 《検察側は勇貴被告が亜澄さん殺害の際に使ったタオルやのこぎり、包丁などをどう使ったかなどについて記載があることなどを詳細に述べてゆく》

 裁判長「そこの部分だけですか?」

 検察官「そこまでかは検察側も分からないところがあります」

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姿勢を正し、証拠の採否に関するやり取りを聞く勇貴被告(イラスト・成冨淳二) 
武藤勇貴被告は裁判長の質問に対し、冷静な様子で犯行当時を振り返った=21日午後、東京地裁(イラスト・成冨淳二) 
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